2011年9月26日0時をもって下記の署名募集は締め切りました。
緊急の呼びかけにもかかわらず、たくさんの方から賛同の署名をいただけました。賛同のメールを送ってくださったみなさま、情報発信に協力してくださったみなさまに感謝します。署名は、パレスチナの平和を考える会が責任を持って「株式会社クラシック」に送ります。
「株式会社クラシック」からの返答等、この件に関する続報はおってお知らせしますので、続報にご注目ください。
メールでの署名一覧は下に掲載しています。
署名一覧
英語版Web署名の集計は下記のサイトです。
英語版のWeb署名リスト
2011年9月26日
(2011年9月24日)
イスラエル経済紙「グローブ」の報道によると、株式会社クラシック(社長:西尾義彦、本社:東京)という切花輸入会社が、違法入植地ビジネスに手を染めてきたイスラエルのアグレスコ社を他のイスラエル企業と共同で買収しようとしています。
イスラエル経済紙「グローブ」の記事(英語):
Bickel Flowers likely to buy Agrexco for NIS 40m
パレスチナ人の自決権は、アメリカによってあらためて拒否されようとしていますが、その可能性を具体的に破壊し続けているのが、イスラエルの入植地です。
以下の要請文に賛同される方は、メールにて
をお伝えください。団体としての署名も歓迎です。
メール宛先:palestine.forum@gmail.com
(パレスチナの平和を考える会)
契約が間近に迫っているということなので、
2011年9月25日(日)24:00
には、署名受付を締め切り、会社宛にメールファックスで送ります。
また、余裕のある方は、ぜひ直接抗議の声を届けてください:
■ 抗議先:株式会社クラシック(社長:西尾義彦)
Email: import@classicjapan.co.jp
Tel: 03-3264-5558
Fax: 03-3264-5246
■ 英語版署名サイトもあります!(海外に広めて下さい)
Don't buy Agrexco - Don't support Occupation
株式会社クラシック社長 西尾義彦 様
パレスチナ占領に加担するアグレスコ社の買収を中止して下さい!
私たちは、貴社が、最近倒産したイスラエルの輸出企業アグレスコ社の再建に際し、他のイスラエル企業と共に、その買収(8億円以上)を計画されているとのニュースを聞き、衝撃を受けています。
アグレスコ社は、パレスチナ被占領地の違法入植地で栽培された農作物の輸出の60-70%を取り扱っています。同社が倒産した大きな理由の一つは、この入植地ビジネスに抗議してヨーロッパで広範に取り組まれたボイコット運動でした。先月には、同じくアグレスコ社の買収を表明していたアイルランド企業が、やはり多くの市民の抗議によって購入を中止しました。
イスラエル入植地は、パレスチナ人から奪った土地に造られ、パレスチナ人の水資源を盗むことによって農業経営を成り立たせています。入植地の農園では、生活の糧を奪われたパレスチナ人達が、児童労働や低賃金労働といったかたちで搾取されています。このような入植地が、国際法違反であり、「中東和平」に対する深刻な障害となっていることは、少しでもこの問題に関心をもつ人であれば、よく知っていることです。
貴社は、アグレスコ社の買収を通じて、パレスチナ人に対する人権侵害・アパルトヘイト犯罪に直接加担しようとしていることを認識しなければなりません。社会貢献を謳う企業であれば、国際法違反の入植地ビジネスから利益を得ようとすることは倫理的にあり得ないことです。
私たちは、以上の認識にもとづき、以下の2点を強く要請します。
アグレスコのイギリス支社前での抗議行動
英語版Web署名の集計:英語版のWeb署名リスト
署名 299筆
(Webサイトへの掲載不可 82筆)