パレスチナの平和を考える会

共生をめざすパレスチナ・イスラエル市民の声

 〜「壁」を乗り越える草の根医療協力〜
  2005年11月12日(土)午後1時〜5時 大阪:山西福祉記念会館

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【内容紹介】

「ガザ撤退」の完了、インティファーダ(民衆蜂起)の沈静化にも関わらず、被占領下パレスチナの人々の暮らしは厳しい状況に置かれ続けています。今回の企画では、無医村や難民キャンプでの巡回診療などを通じて相互協力してきたパレスチナとイスラエルの二つのNGO関係者をお招きし、新聞やテレビのニュースからではなかなかうかがい知ることのできない現地の状況や人々の生の声、そして共生の可能性について聞きたいと思います。市民による対話と交流の場にぜひご参加下さい。

【講演者紹介】

■ ジハード・マシャル Jihad Mashal
パレスチナ医療救援協会(PMRS)会長、医師。西岸地区ラマッラーの診療所で医療活動を行う傍ら、保健医療および開発分野における豊富なアドボカシー活動の経験を持ち、紛争と医療保健などについて積極的な政策提言を行う。
パレスチナ医療救援協会 www.upmrc.org
(Palestinian Medical & Relief Society・PMRS, 旧 UPMRC)

■ マスキット・ベンデル Maskit Bendel
人権のための医師団イスラエル(PHR)職員。パレスチナ自治区活動コーディネーター。PMRSとの協力のもと、占領地での巡回診療活動などに従事。現在、ガザ地区の女性の乳がん死亡率の問題について活動・政策提言を行う。
人権のための医師団イスラエル www.phr.org.il
(Physicians for Human Rights - Israel)

基調講演・ファシリテーター

 ■ 岡 真理 Oka Mari
京都大学大学院人間・環境学研究科教員。現代アラブ文学専攻。普遍的な思想的課題としてパレスチナ問題に取り組む。著書に、『記憶/物語』(岩波書店2000年)。『彼女の「正しい」名前とは何か』(青土社、2000年)など。

【企画詳細】

広報用チラシ PDFファイル(624KB)

【プログラム】

《第1部》 13:00〜
・講演 岡 真理(京都大学 人間・環境学研究科教員)
《第2部》 14:15〜
・講演 ジハード・マシャル(パレスチナ医療救援協会)
・講演 マスキット・ベンデル(人権のための医師団-イスラエル)
《第3部》 15:45〜
・質疑応答+パネルディスカッション〈 終了 17:00 〉

※パレスチナ関連グッズ・書籍の販売も会場で行います。

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