趣旨
オバマ政権は、イスラエルが西岸地区で続ける入植地建設を止めさせることができず、「中東和平」への仲介は頓挫したままとなっています。
長引くパレスチナ/イスラエル問題の混乱状況には、アメリカの親イスラエルの姿勢が大きく影響していると言われます。
なぜアメリカは、そこまでイスラエルを擁護し続けるのでしょうか?
今回、講師にお招きするメズヴィンスキー氏は、アメリカのキリスト教徒のなかにあるイスラエル支持の潮流─キリスト教シオニズム─に関する研究書をまもなく刊行されます。
パレスチナ/イスラエル研究の第一人者である氏の最新の研究成果をもとに、アメリカの親イスラエル政策の政治的・歴史的背景について講演をしていただきます。
講師プロフィール
ノートン・メズヴィンスキー/Norton Mezvinsky
セントラル・コネチカット州立大学名誉教授。専門は、中東研究、パレスチナ/イスラエル問題など多岐にわたる。シオニズムに対するラディカルな歴史研究で有名。2009年、アメリカ政府・市民社会に対して中東に関するより正確な情報を提供するシンクタンクとして中東研究世界協議会の設立に中心的に関わる。
著書に『イスラエルにおけるユダヤ教原理主義』(1999)、『反シオニズム:分析的考察』(編著、1988年)など多数。2011年1月には、『キリスト教シオニズム:約束の地とアラブ・パレスチナ紛争』を発行予定。
企画詳細
- 日時:2011年2月6日(日)14:00-16:30(13:30開場)
- 会場:大阪市立住まい情報センター 5F研修室
- 参加費:1000円
大阪市北区天神橋6丁目4-20
TEL.06-6242-1160
地下鉄「天神橋筋六丁目」駅下車 3号出口より連絡
JR環状線「天満」駅から北へ約650m
主催
パレスチナの平和を考える会
palestine.forum@gmail.com
Tel:06-7777-4935
Fax: 06-7777-4925
後援:
- ATTAC関西
- 関西共同行動
- 日本キリスト教団大阪教区社会委員会
- 日本聖公会大阪教区宣教部