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【信原孝子遺稿・追悼文集】

聴診器を手に絆を生きる 信原孝子医師のパレスチナ解放運動と地域医療

「聴診器を手に絆を生きる」
信原孝子医師のパレスチナ解放運動と地域医療

(信原孝子遺稿・追悼文集)

2015年11月25日発行
著者 信原孝子
編集 信原孝子遺稿・追悼文集編集委員会
発行 インパクト出版会
2000円+税

本書は、1970年代から80年代にかけてレバノンとシリアのパレスチナ難民キャンプで医療支援活動に従事し、帰国後も地域医療とパレスチナ連帯運動に献身された信原孝子医師(1914-2014)の遺稿と、彼女の友人達による追悼文を中心に構成されています。

収録されている信原医師の文章の多くは、現在、熾烈な内戦に巻き込まれているダマスカスのヤルムーク難民キャンプで30年以上前に書かれたものです。しかし、PLOがパレスチナ解放運動を文字通り牽引していたこの時期に、医師として、女性として、パレスチナ難民と苦楽を共にしながら綴った現地レポートは、現在のパレスチナ情勢・中東情勢を考える上でも、非常に貴重なドキュメントとなっています。

また、各界の60人近くから寄せられた追悼文を併せて読むことで、日本におけるパレスチナ連帯運動や地域医療運動における、これまであまり知られて来なかった草の根の市民のネットワークのあり方の一端を知ることもできます。

なお、信原医師は、現地滞在中に期限切れとなった旅券の再発給を、「日本赤軍との関係」という根拠のない理由で拒否され、その処分取り消しを求める裁判を10年にわたり支援者とともに闘いました。この裁判闘争の関係文書も本書に収録されています。近年、中東に渡航するNGOスタッフやジャーナリストに対する「自己責任論」がしばしば唱えられます。裁判闘争は敗訴に終わったものの、そうした内向きな日本社会の精神状況に対し、グローバルな視野から批判を突きつけていく意味を持っていたようにも思われます。

信原孝子 プロフィール

1940年香川県生まれ。大阪市立大学医学部を卒業後、1971年からレバノンのパレスチナ難民キャンプで医療ボランティアを行う。1982年のベイルートからのPLO撤退後は、シリア・ダマスカスのヤルムーク難民キャンプに拠点を移す。1987年に帰国後は、兵庫・大阪で地域医療に従事。2007年よりパレスチナの平和を考える会の事務局に参加し、対イスラエルBDS(ボイコット・資本引き揚げ・制裁)運動を推進。2014年永眠。

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目次

第一部 難民キャンプの生と死をみつめて 信原孝子

第二部 「テロリスト」のレッテルをはね返す──「パスポート裁判」の記録

第三部 追悼文集

信原孝子さんを偲ぶ会(大阪)基調講演より

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職場から

パレスチナ人から

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市民運動/連帯運動から

友人/同窓生から

再録・パレスチナの信原孝子さん