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ムバラク大統領からパレスチナ人民への強力な支援メッセージ
「我々は、西岸におけるパレスチナ人の土地すべてがガザと同様に解放されるまで、あなた方と同じ立場に立ち続けることを誓う」
2005年8月31日(水)


ガザ市:

パレスチナの諸党派の指導者はイスラエルの完全撤退を要求し、国境におけるいかなるかたちのイスラエルの存在も拒否した。この声明は、8月30日にガザ市で行われた全パレスチナ諸党派とエジプト特使オマル・スレイマン氏との会合において発表された。

スレイマン氏は、イスラエルのガザ撤退および他の重要課題、例えばパレスチナにおける選挙やイスラエルの刑務所に収監されている政治囚、国境における出入国管理などの問題について議論するために、最近ガザに来ていた。エジプトのムバラク大統領の特使は、ガザ市でハマスの指導者からなる大規模な代表団と長時間にわたる会議を持った。報道によれば、ハマース最高幹部のザハル博士は、会議の後の記者会見で、現在の歴史的転機におけるエジプト同胞の役割と努力を高く評価するとコメントした。

エジプト大統領の代理としてスレイマン特使は、ガザで行われたパレスチナ評議会で基調演説を行った。8月31日付けのパレスチナ日刊紙アル・クッズの一面トップ記事によれば、その基調演説において、ムバラク大統領からパレスチナ人民に対して「我々は、西岸におけるパレスチナ人の土地すべてがガザと同様に解放されるまで、あなた方と同じ立場に立ち続けることを誓う」とするコメントが届けられた。

イスラエル軍はガザ地区で入植地の家屋の撤去作業を続けている。家屋の撤去作業と軍の撤退は9月中旬には終了するだろうと報道されている。ガザ地区のなかの状況は平穏を保っている。しかし、イスラエルは現在、ガザ第二の都市ハンユニスの近郊にあるアブホーリ検問所で人の移動を妨げており、ガザ地区は2分されてしまっている。さらにイスラエルは、エジプト国境のラファ検問所において、35歳以下のパレスチナ人男性の出入国を制限している。

パレスチナ人の武装抵抗グループは、出入国管理におけるいかなるイスラエルの関与についても認めないとしてきた。自由な出入国の問題は、イスラエルによる支配や監視、嫌がらせを受けることなく自由に旅行することを夢見てきたガザ地区の人々にとって決定的に重要な課題である。ある自治政府高官は、今朝、ガザにおける記者会見の途中、「私たちは国境検問所におけるいかなる形態のイスラエルの存在も我々は断固拒否する。ラファ検問所はパレスチナ人とエジプト人のみによって管理されなければならない」と述べた。

西岸の問題については、イスラエルの政治家のバラクとヨルダンのアブドゥッラー国王がアンマンで8月30日(火)に会談していることが報道されている。この会談でアブドゥッラー国王は、バラクに対して、パレスチナとイスラエルの間で真の平和を実現するためには、引き続き西岸からのイスラエルの撤退が必要だと述べた。

地元の新聞やテレビは西岸にあるユダヤ人入植地の問題に対するアメリカの姿勢について批判的だ。8月31日付けのアル=クッズ紙においてある著名なパレスチナ人作家は、「アメリカとガザ撤退の資金」と題し、「アメリカによるイスラエルへの資金援助は透明性に欠け、信用性を疑われている。その点でアメリカは偽善的なやり方を選んでいる。シャロンはこれまで受けてきた援助を用いて、ガザ撤退後、西岸における入植地の建設を加速させている」と述べた。

B・サーメド
2005年8月21日

→英語原文




「母親は学校」(パレスチナの学校では9月に新年度が始まる)
アル=アヤム紙、8月29日


「夢は・・・スクールバス・・・」
アル=アヤム紙、8月31日


「過激派。。。過激派。。。過激派。。。」
アル=クッズ紙、8月31日


「新学期には入植地はなくなっているだろうか?」
「たぶん。でも軍事基地はなくなっていないだろうね。」
(背景はガザ)
アル・クッズ紙(Al-Quds)、8月31日


「イラク憲法」
アル=クッズ紙、8月28日


ガザの漁船


ガザの漁船



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