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ガザ式セールス    2001年6月27日(水)


 パレスチナにおける私たちの現状に合っているように思われる興味深い広告をみて、ガザの最近のマーケティングの進歩を確かめようと、その店に立ち寄った。
 その広告を掲げていた二つの店のうちの一方で店員をしているムハンマド・ソワンが言うには、売上はあがったりだそうだ。インティファーダがはじまって以来、商売はひどく打撃を受けている。店のウィンドウに寄りかかって、子供服の展示を指差す。まだ夏の始まりだというのに、すでに夏の売り込みのために、大割引をしている。景気は本当に落ち込んでいる。
 どうして爆発だとかミサイル攻撃なんて言葉を使うのかとたずねると、ソワンは笑いながら、最近、人々や客が慣れ親しんでいる言葉だから使うことにしたんだと言った。このごろ、爆発はゼロ、あるいはほとんどゼロを意味する。だから、私達の売値を表すのにこれらの言葉を使うことを思いついたんだ、と。

B・サメド
2001年6月27日

→英語原文



ガザの通りで買物。右側の店では、安売りの広告に手榴弾の絵を使った宣伝がされている。
「すべての価格が爆発…5〜10シュケル」
左側の店のにはこうある。
「緊急ニュース: 夏物価格にミサイル攻撃」
2001年6月27日、ガザ


ガザ市のショウウィンドウに現れた最新の販売促進テクニック。
「すべての商品価格が爆発」
2001年6月27日、ガザ


オマル・ムフタル通りにある、ガザで
2001年6月27日、ガザ


妥協に気をつけろ。いかなる妥協案にも注意を払おう。そうしないというのは、好機に対して、お金に対して、身を守ることに対して手加減をしてしまっているということだ。堅実であれ。
2001年6月10日、ガザ






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