(無印良品 大阪 京阪シティーモール内 天満橋店 )
2010年10月2日 大阪・天満橋 京阪シティーモール
9月の無印良品難波店前での行動に引き続き、今度は天満橋店でイスラエル出店中止を求めるアピールを行いました。今回は、京阪シティーモール内の店舗ということもあり、署名を集めたり、シュプレヒルコールをあげたりということはせず、とにかく、できるだけ多くの無印良品関係者に私達の要望を伝えるという趣旨で行動を行いました。
前回と同様10数名の参加で、ほぼ全員がオリジナル「STOP!! 無印良品Tシャツ」を着て、店舗のある4階フロアに向かいました。
ところが、前回の行動とはうって変わり、店の前にはすでに警備員が数名待機しており、周辺には私服警官が配置され、私達が店に入ろうとするや否や、店員と警備員に制止されるという硬直的な対応を受けました。横断幕を掲げたり、メッセージカードを配布することも止めさせられてしまいました。
私達としては、警備員ともめることが行動の目的ではないので、仕方なく、言われた通りにし、店長に伝えたいことがあるので、話をさせてくれと訴えました。
そうこうしている間に、責任者を名乗る若いスタッフが私達の要望を聞いてくれるということで、結果的には店舗前で30分ほど、そのスタッフに、イスラエルがパレスチナ人に対して行っている数々の犯罪行為の実態について説明し、そのような国への出店は無印良品のためにもならないし、顧客の人権感覚を裏切るものだということを訴えました。
最初は、対応していただいたスタッフの方は、若干緊張した面持ちではありましたが、私達の訴えを頷きながら真剣に聞き、要望は必ず本部に伝えると約束してくれました。
私達は、無印良品が、私達市民の要望を真剣に検討し、イスラエルの行っている人権侵害に目をそむけず、出店中止の決断をしてくれるものと信じ、店舗を後にしました。
ただ、実際のところ、再三にわたる私達の要望にもかかわらず、イスラエル出店を中止するとの表明はいまだ無印良品側からなされておらず、それまでは、より広範な市民の声を届けていく必要があるだろうと思います。
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