- 日時:2008年12月17日(水) 18:30-20:30(18:00開場)
- 会場:エルおおさか 2階文化プラザ
(京阪・地下鉄谷町線「天満橋」駅より西へ300m) 交通アクセス
企画内容
1948年のイスラエル建国は、パレスチナ人にとって故郷からの追放と難民化、つまり、民族としての破局(ナクバ)を意味しました。同年12月には、国連総会はパレスチナ難民の帰還権を求める194号決議を採決しましたが、以降60年間、イスラエルはこの決議の履行を拒否し続けています。さらに、この間のアメリカを中心とする国際社会は「中東和平」の名のもと、帰還権の要求を取り下げるよう、自治政府に圧力をかけつづけています。もちろん日本の中東政策もその例外ではありません。
ナクバからの60年間、民族解放闘争の中心的課題としてあり続けてきた、パレスチナ難民の故郷への帰還権は今まさに危機的状況にあり、難民たちは無権利状態のまま国際社会から見捨てられようとしています。
今回、パレスチナ難民問題について積極的に発言されてきたパレスチナ人研究者のサリー・ハナフィーさんをお招きし、パレスチナ難民と「帰還権」の現状と課題について皆さんとともに考えていきたいと思います。ぜひご参加ください。
サリー・ハナフィー/Sari Hanafi
- レバノンのベイルート・アメリカン大学で教鞭を取るパレスチナ人研究者。パレスチナ難民問題についての専門家。2000年から05年にかけては西岸地区ラマッラーにあるNGO、Shaml(パレスチナ難民・ディアスポラ研究センター)の所長を務める。主な著書に『Israel and the Palestinian Refugees(イスラエルとパレスチナ難民)』(2007年、共著)など。
企画詳細
- 日時:2008年12月17日(水) 18:30-20:30(18:00開場)
- 会場:エルおおさか 2階文化プラザ
(京阪・地下鉄谷町線「天満橋」駅より西へ300m) 交通アクセス - 参加費:1000円
(パレスチナの平和を考える会賛助会員・学生等800円) - 事前申し込みは不要です。
- 日本語通訳がつきます。
(講演は英語) - 主催:パレスチナの平和を考える会
- 連絡先:
Tel: 06-7777-4935(市民共同オフィスSORA)
Fax: 06-7777-4925
Email: palestine.forum@gmail.com