2013年 3月17日(日)午後2時~5時 (大阪)ドーンセンター
関連企画:室蘭 3月13日(水)/札幌 3月15日(金)/広島 3月16日(土)
パレスチナ西岸地区のヨルダン渓谷では、毎日のように、イスラエル軍がパレスチナ人の家屋や農地を破壊し、イスラエル人入植者がパレスチナ人の家畜を殺害するなどの暴力行為を行っています。
この地域の9割は、イスラエル入植地や「軍事閉鎖地域」で占められ、住民は、厳しい移動制限に加え、家や学校の建設、井戸の利用等を禁じられています。
入植者たちは、イスラエル政府の支援の下、地下水を自由に用い、灌漑農業を行っていますが、そこで働いているのは、生活手段を奪われたパレスチナ人達です。そのようにして低コストで育てられたグレープフルーツ等の農作物は、日本を含め、世界中に流通しています。
日本政府は、この地域でODAプロジェクトを展開していますが、その多くは占領政策に阻まれ、住民の生活に十分役立つものとなっていません。にもかかわらず、政府は、国際法違反の占領政策に対して明確な批判を行おうとしません。
そうした中、「ヨルダン渓谷連帯委員会」は、「存在することは抵抗すること」をスローガンに、地域住民とともに、破壊された家や道路を再建し、禁止されている学校を設立・運営するなど、非暴力直接行動による抵抗運動を継続しています。
厳しい抑圧状況の中からこそ構想される新しい解放運動のヴィジョンについて、また、日本のパレスチナ支援のあり方について、連帯委員会の創設者ファトヒ・クデイラートさんに語っていただきます。
パレスチナ西岸地区のNGOヨルダン渓谷連帯委員会の創設メンバー。イスラエル軍による家屋破壊や土地収用、イスラエル人入植者による暴力や嫌がらせに対し、非暴力直接行動での抵抗を住民とともに実践している。2007年にも来日し、全国ツアーを行うなど、世界各地でパレスチナの現状を訴え、支援の輪を広げている。
「パレスチナ──存在することは抵抗すること」
ヨルダン渓谷連帯委員会 ファトヒ・クデイラートさん講演会
【日時】2013年 3月17日(日)午後2時~5時(1時半開場)
【場所】ドーンセンター 5階 特別会議室
【参加費】1000円
【主催】パレスチナの平和を考える会
palestine.forum@gmail.com
Tel:06-7777-4935(市民共同オフィスSORA)
【共催】関西共同行動、ATTAC関西
室蘭市中小企業センター2階大研修室
「存在することは抵抗すること」
─パレスチナ・ヨルダン渓谷におけるイスラエルの占領問題と草の根の非暴力による抵抗運動のいま─
主催:憲法を学ぶ会
問い合わせ先:TEL:0143-22-4714(増岡)
エルプラザ2階環境研修室
「北海道パレスチナ医療奉仕団 パレスチナ難民キャンプ医療支援活動報告会」&「ファトヒ・クデイラートさん講演 存在することは抵抗すること」
─パレスチナ・ヨルダン渓谷におけるイスラエルの占領問題と非暴力抵抗運動のいま─
主催:北海道パレスチナ医療奉仕団・小田切拓・清末愛砂
問い合わせ先:hokkaido.palestine@gmail.com
広島市まちづくり市民交流プラザ研修室C
「存在することは抵抗すること」
─パレスチナ・ヨルダン渓谷におけるイスラエルの占領問題と草の根の非暴力による抵抗運動の今─
主催:広島・中東ネットワーク
問い合わせ先:yuasa@intl.hiroshima-cu.ac.jp(湯浅)