パレスチナの平和を考える会

封鎖下のガザは今
─ 混迷する中東の未来を考える ─

講師:岡真理

2014年7月27日(日)午後3時~5時30分(開場2時30分)
大阪城南キリスト教会(鶴橋)

中東各地で激しい内戦や政治変動が続くなか、半世紀近くイスラエルの占領下にあるパレスチナの人々もまた極めて不安定な状況に置かれています。とりわけハマースとファタハの統一政府成立後、入植地の拡大やガザへの空爆を含むイスラエルの軍事行動は激しさを増しています。期待されたガザ封鎖の解除も進まず、失業率は4割に上っています。

他方、日本では武器輸出三原則の撤廃によるイスラエルへの武器輸出や集団的自衛権に基づくペルシャ湾への掃海艇派遣に向けた動きが進むなど、イスラエルとの軍事協力に向けた地ならしが急速に進められています。日本の戦争国家化とイスラエルのアパルトヘイト政策が手を携える状況が生まれつつあります。

今回の企画では3月にパレスチナを訪ねられた岡真理さんに、ガザの状況を中心とした現地の状況を報告していただき、マスメディアでは見えない占領という構造的な暴力について考えます。そして、パレスチナ問題が日本社会に何を提起しているのか、今私達に何ができるのかについて共に考えたいと思います。

企画詳細

講師:岡真理
(現代アラブ文学、京都大学教員)

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