パレスチナの平和を考える会
【イベント案内:大阪】

元国連職員・高橋宗瑠さん講演&ガザ出身学生による現地報告「パレスチナ人は苦しみ続ける―国連と市民社会の役割は何か?」

2016年11月6日(日)14:00~16:45
エルおおさか南館7階734号室
(京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m)

今、安倍政権の主導の下、イスラエルとの経済関係強化が急速に進んでいます。しかし、イスラエルはガザ地区に対する無差別攻撃により多くの住民を殺害し、180万人の住民に対する非人道的封鎖を今も継続しています。また、国際法違反の入植地建設によるパレスチナ人からの土地収奪も続いています。

こうした犯罪行為に対し、イスラエルへの国際的な制裁を求める声が少しずつ広がり、今年3月には国連人権理事会で、同国の入植地ビジネスに関わる企業のデータベースを作成することが決議されました。

このような状況において、イスラエルとの無人機共同開発といった動きまで表面化しつつある日本の状況をどう考えればよいのか、元国連職員の高橋さんの話を伺いたいと思います。

また、ガザから日本の大学院に留学されている学生から、現地の状況について報告していただき、日本の市民社会において何ができるのか、共に考えたいと思います。

【講師プロフィール】

高橋宗瑠/たかはし そうる/Saul Takahashi
アムネスティ・インターナショナル日本支部及び国際事務局(ロンドン)で勤務した後、国際移住機構(ジュネーブ)や国際連合犯罪防止機関(ウィーン)などを経て、2009年3月より2014年5月まで国連人権高等弁務官事務所パレスチナ事務所副所長。2014年6月よりビジネス・人権資料センター日本代表。著書に『パレスチナ人は苦しみ続ける―なぜ国連は解決できないのか』(現代人文社、2015年)。

高橋宗瑠さんウェブサイト

イベント詳細

元国連職員・高橋宗瑠さん講演&ガザ出身学生による現地報告
「パレスチナ人は苦しみ続ける―国連と市民社会の役割は何か?」

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