パレスチナの平和を考える会
【イベント案内:大阪】

「中東和平」は何処へ? パレスチナ社会の再構築に向けて

2017年7月5日(水)
18時30分 - 21時20分
ドーンセンター(天満橋)
関連企画:7月2日:東京7月6日:京都7月9日:広島

今年で、パレスチナの西岸地区とガザ地区がイスラエルに軍事占領されて 50 年を迎えます。また、パレスチナにおける「ユダヤ人国家」の設立を条件付きで認めた国連パレスチナ分割決議から 70年、その前提となったイギリスによる「バルフォア宣言」から 100 年という節目の年でもあります。しかしながら、いわゆる「中東和平プロセス」は完全な破たん状態にあり、占領下のパレスチナ人の生活は、イスラエルの完全な植民地統治下に置かれ続けている状況にあります。そうした中で、パレスチナ暫定自治政府はどのような役割を果たしているのか、日本も多額の資金を投入しているパレスチナに対する国際援助は「平和構築」に寄与しているのか、「紛争」の根源に遡って考えたいと思います。

※本講演会は、NIHU「パレスチナ占領50年」企画連続国際シンポジウムの一環として行われます。

【講師プロフィール】

ハリール・ナハレ(Khalil Nakhleh):
パレスチナ・ガリラヤ地方出身の人類学者。パレスチナへの国際援助や経済開発の専門家として、国連機関やパレスチナ教育省、パレスチナの NGO などでコンサルタントを務める。その後、占領下のパレスチナ社会と経済が抱える問題についての厳しい批判を展開する。著書に『グローバル化したパレスチナ』 Globalized Palestine: The National Sell-out of a Homeland (2012 年)など。

イベント詳細

「中東和平」は何処へ?
 〜パレスチナ社会の再構築に向けて
 ハリール・ナハレ講演会

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